オマーン・アドヴェンチャー「砂漠と海と緑のアラビア」 その4  2020.02.07

ルブ・アル・ハーリー砂漠    この方向がサウジ・アラビア国境だ!

文章は、素浪人そのUによる。       

 

 

いよいよルブ・アル・ハーリー砂漠へ アドベンチャーの幕開けだ

オマーン・イエメン・サウジアラビア・アラブ首長国連邦にまたがり

人を寄せ付けないその砂漠は 空白の1/4と言われている

 

まずは、金曜市へ。

自慢の家畜を見せて 競りにかける家畜市だ。

多くの男たちが 近隣からヤギ・羊・ラクダを連れてくる。

近くに市もあり活気に満ちている。

 

金曜市へ

入口の中は

人がいっぱい

.

「ジャパニーズ」と応えたら、 「ジャパニーズカーは良いぜ、俺はスバルに乗っている」

                  「スバル イズ ナイスカー !」

羊を抱えて歩き、買い手を探す

買いたい人が 声をかけて交渉

子供は

かわいい

 

オマーンの人は大人から子供まで人懐っこくて 悪意を全く感じない。

こちらがきちんとしていれば安心して過ごすことができる街だ。

 

この日ガイドが 街で会った友人に中国人の案内をしていても大丈夫か?と聞かれた。

ジャパニーズと答えるとそれなら安心だと言われたそうだ。

この国では、マスク姿は見ていない。

 

動物市の外には、野菜市

何をしているのか  オマーン・ダンディ

 

 

ニズワにはアラビアンな要塞がある。土壁で17世紀半ばのもので美しい。

そして 怪しげだ。

迷路のようで入り組みいたるところに石を落とす穴や罠が仕掛けられている。

そのころ ポルトガルからの支配を逃れ 後の海洋王国オマーンの礎を築き上げたその城だ。

ニズワ要塞で監視

砲撃 用意!

オスマン軍の銃と銃剣 

城壁上部からの街の景色

要塞の説明図

この剣は、サイの角を使っている高級品だ、 60万円で売るぜ!

ナツメヤシの実  デーツ売り場  値段は色々

 

スークに戻ると 国旗の絵柄と同じ短剣を持っている紳士に会った。

あの鞘が曲がった短剣は、引き抜けるだろうか・・と疑問が解けた

ちなみにこのハンジャル(短剣)は、サイの角で細工された銀製品とのこと 

値段は60万円・・これは貴重品だが 日本国内には持ち込めない・・・

 

デーツ(乾燥ナツメヤシの実)だったら買えるので 専門店に。

20種ぐらいあるものの中で 試食して好みのものを選ぶ。

でも、ここではここでしか買えない 最高級品を選ぶ

好みだが 大粒で口の中でとろけるが 嫌な甘さではない。

今まで 食べたものの中で最高!

デーツは、健康食で美容食でもあり、オマニコーヒーのお供だ。

 

 

買われたラクダが フソー・トラックで運ばれる

燃料を補給し

油田地帯を

ひた走り

道端の一本しかない木陰で

ランチタイム

 

車はどんどんアラビア半島の奥に入り木々もなく荒野を進む。

途中で唯一の木陰でピクニックランチを食べる

 

道はあくまでも まっすぐ

道端に塩が・・・

道から外れ 塩の池に

塩の塊

 

これから4日間テント生活になる地に到着。

道を外れ砂漠地帯へ

シフトは 4WD HIに

砂丘へと向かい

砂丘の中へと入っていく。

 

 

それぞれ、一人用テントを組み立て ベットルームを確保。

ふと、人を寄せ付けないこの土地に生き物の息吹を感じる。

草があり、足跡を見つけ砂漠への期待が高まる。

2人組にて各自のテントを設営 

 一週間前に豪雨があったそうで、    砂丘に草が  その周りに小動物の足跡

裸足が気持ちいい

陽が傾き

 

あまりにも美しい砂にサンダルを脱ぎ捨てて裸足で足跡を付ける。

 

夕陽の砂丘ハイキング

 

夕日の輝きがが 砂丘の向こうに隠れると

待ってましたとばかりに 月が現れる。

ビールで乾杯!   空港で買ったものが、やっと飲める

レストランでは飲めないが、人のいない砂漠は飲み放題(笑)

砂漠の生き物 

蛾もビールが欲しいようだ(笑)

 

夕食が始まると、何やら動くものが・・・・・、   

何と 「ラットパトロール!   砂漠のネズミだ!」   (これ解る人は、もういい歳)

この砂漠のどこに住んでいるのか? 食べ物の臭いで出てきた様だ、 一匹のかわいいネズミだった。

皆が騒ぐ中、  写真を撮る間もなく、どこかへ消えていった。

満月近し

ムーンライト・ディナー

 

夜中も月がまぶしくて ライトがなくてもトイレに行ける。

月あかりで 自分の影が濃く映し出されるのに驚く。

月が西に入ったころに 星が一番輝くことも知った。

8時就寝 この旅行は睡眠時間ばっちりだ

 

オマーン・アドヴェンチャー その5

 

 

 

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